指導員コースの目的は、ダイバーを正しく安全に潜水させるための知識と技能の教育をする事です。
概要
- インストラクターを目指しているダイバーに、実際の講習を通して指導法を学び資格を与えるプログラム
- 一般的な質問に的確に答えられる知識と、見本となる潜水技術、マナーを身に着け、トラブルの対処が出来るしっかりとしたレスキュー能力が要求される
- 講習の準備や補助を行いながら、講習の運営について学ぶ事が出来る。インストラクターの管理下で学科や実技講習の一部を担当する形で指導法の研修を受ける事が出来る。
- アシスタントインストラクターが指導する事は、たとえそれが講習の一部であっても行う事は出来ない。ガイドとして活動するときはガイドダイバーのコースを修了していなければならない。
- スタッフとして賠償責任保険に加入できる。
受講条件(参加条件)
- 年齢が20歳以上
- マスターダイバーの認定を受けていること。もしくはそれ以上に十分な知識、技能、経験があると認められたもの。
コース時間
- 講義時間:10時間を目安とする
- 実技時間:20時間を目安とする(口述指導、CPR・AED講習を含む)
講義
- マスターダイバーの知識の確認:物理、器材、生理医学、潜水環境、安全対策、計画潜水
- グループコントロール、マネージメント
- 問題解決法
- 指導法
- 任務と法的側面
※筆記テストで習熟度を確認します
実技
- 水泳検定
- スキンダイビング技術検定
- スクーバダイビング技術検定
- レスキュー検定
- 指導法
- Cカード取得者をグループコントロールしながら、海洋の案内をする事が出来るガイドを養成するプログラム
- ガイドするポイントについて、その地域の特異性、環境を十分に把握する能力を養い、海況を判断し、メンバーの技量を見極め、責任範囲を明確にする事が出来る。
- 賠償責任保険に加入できる
必要条件(参加条件)
- 年齢が20歳以上
- マスターダイバーの認定を受けていること。もしくはそれ以上に十分な知識、技能、経験があると認められたもの。
- マスターダイバー認定後20本以上の経験があるか、総本数100本以上の経験がある事。
コース時間
- 講義時間:12時間を目安とする
- 実技時間:18時間を目安とする(口述指導、CPR・AED講習を含む)
講義
- 安全管理
- 問題解決法
- 任務と法的側面
- Three-iとは(事務手続きを含む)
- 知識を広めるための講義:物理、器材、生理医学、潜水環境、計画潜水、安全対策
※筆記テストで習熟度を確認します
実技
- 水泳検定
- スキンダイビング技術検定
- スクーバダイビング技術検定
- レスキュー検定
概要
- ダイビングの講習及び技術認定が出来る。但し、ガイドダイバー、スキンダイビングインストラクターの技術認定はできない。
- ダイビング活動における最高責任者となり、グループコントロールをしながら全ての人に対して、楽しみを与える事が出来る。
- 賠償責任保険に加入できる
受講条件(参加条件)
- 年齢が20歳以上
- アシスタントインストラクター又は、同等以上の認定を受けていること。ガイドダイバー若しくは同等以上の認定を受けていること。
- アシスタントの経験が海洋で20回以上、またはガイドの経験が20回以上あること
- インストラクターの推薦がある事
コース時間
- 講義時間:35時間を目安とする
- 実技時間:47時間を目安とする(口述指導、CPR・AED講習を含む)
講義
- 指導法
- 問題解決法
- 認定基準
- 任務と法的側面
- Three-iとは(事務手続きを含む)
- 知識を広めるための講義:物理、器材、生理医学、潜水環境、安全対策、計画潜水
※筆記テストで習熟度を確認します
実技
- 水泳検定
- スキンダイビング技術検定
- スクーバダイビング技術検定
- レスキュー検定
インストラクター認定試験(IE)について
インストラクター認定試験については、本部開催となります。