みなさんいかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、みなさんは水泳をするときに水着を着ますね。

子どもの時のプール授業で、終わった後とても眠くなったのを覚えている方も多いと思います。

眠くなるという事は、エネルギーを消費しているということです。

水泳は時間単位のエネルギー消費量が最も多いスポーツです。

ランキング 運動名 カテゴリー 消費カロリー
(男性:kcal)
消費カロリー
(女性:kcal)
1位 水泳(クロール) スポーツ 1337 1039
2位 水泳(平泳ぎ) スポーツ 700 544
3位 ジョギング スポーツ 605 470
4位 サッカー スポーツ 509 396
5位 バスケットボール スポーツ 509 396
6位 階段昇り 生活 478 371

ですが、泳ぐだけでそこまでエネルギーを使うか?と思う方も多いと思います。

なぜ、水泳はエネルギーを多く使うか?というと答えは単純明快

『水中で行っている』からです。

通常、遊泳に適する水温は22度以上、プールの水温は26~31度を目安にしています。

一方、日本人の体温は36.89℃±0.34℃(腋下検温)です。

日本人の体温分布

プールの水温と比べてみても5~10度程、差があります。

人間は『恒常性』という機能があり、常に体の状態を一定に保とうとする機能が自然に働いています。

そのため、水中でも体温を維持しようとするため、常にエネルギーを消費し続けますが、水中では空気中と比べて25倍も速く体温が失われていきます。

なので、水泳の終了時点ではクタクタになり、眠気に逆らえない状態になるというわけです。

スキューバダイビングは常に水中で行うスポーツです。ウエットスーツの着用目的には素肌を保護する事ももちろん、体温をキープすることも重要な役割の1つです。

詳細な仕組みは別枠で説明いたしますが、今回は以上になります。

〇45分間ダイビングを1度行った時の消費カロリー目安〇
30歳男性(身長175cm:体重65kg)の場合・・・約335kcal
30歳女性(身長160cm:体重50kg)の場合・・・約250kcal