海況
起伏に富んだ海岸線に開かれた港の背後に、烏帽子岩と呼ばれる帽子のように小高い岩がそびえ、沖には「牛着岩(うしつきいわ)」が浮かんでいます。
この大小の岩から成る「牛着岩」は、恰好のダイビングスポットとなっていて、伊豆半島の中でも特異な地形ダイビングが楽しめます。牛着岩を中心に大きな根が点在し、さまざまな形のアーチを楽しむことが出来ます。また魚影も濃く、回遊魚からマクロな生物まで様々で、地形と生物の両方を楽しむことが出来ます。
地形もさることながら、雲見は昔から漁師町として栄えており、民宿で提供される地元の魚介類をふんだんに使った食事は絶品です。
エントリーの基本はボートダイビング
港からダイビング専用ボートに乗り、「牛着岩」など近いところへは2~3分、遠くても10分余りでアクセスできます。タンクを背負ったまま乗船し、ダイビング後もタンクを背負ったまま下船するのが一般的です。またエントリーする際は、ヘリが低いので基本的にはバックロールエントリーとなりますが、船にはパワーリフトで付いており、エントリーもエキジットもリフトでできます。
ダイバー想いの施設
乗船場所から目に見える位置に《くもみシーサイドハウス》があり、ダイバー憩いの施設があります。更衣室はもちろんのこと、シャワー、トイレ、お風呂にロギングスペースまで供えられており、休憩施設として最適です